個人事業主になるため開業届を作成しようとしているあなた!

僕が利用したのは無料の『開業freee』
確定申告等がとても簡単にできる事で有名な「freee」ですが、その会計ソフトは有料登録で便利に利用できるものです。
しかし今回利用した『開業freee』は、完全無料でとても簡単に開業届の作成が可能です!
個人事業主になるため開業届の作成を考えているあなた、自分で開業届の書き方を調べている時間を節約しませんか?
もくじ
開業届が簡単に作成できる「開業freee」
冒頭で紹介したように会計ソフトのfreeeは有料ですが、開業freeeは無料で利用することが可能です。
使い方もとても簡単で、用意された質問に回答していくだけで開業届が作成出来ます。
さらに開業届と一緒に提出すべき「青色申告承認申請書」も同時に作成できます。
「もう作成できたの!?」って思うほど本当に驚きの簡単さでした。
このサービスが無料であることを察すると、開業freeeを利用して個人事業主になった人に、会計ソフトのfreeeを登録してもらうことを目論んでいることでしょう。
まあ僕は登録しましたけどね、会計ソフトfreeeに。
会計ソフトfreeeへの登録は以前から決めていて、開業して青色申告が必要になった僕には必須かと感じています。
今まで副業での収入は“雑所得”で確定申告していましたが、手間の増える青色申告の効率化を図るためにfreeeはおすすめです。
開業freeeで開業届を簡単に作成してみた
実際に開業freeeを利用して、開業届を簡単に作成した流れを紹介します。
開業届を自力で検索して作成しようとしているのなら、少し手を止めて見ていってください!
きっと、開業freeeを試してみたくなるはずです。
①「開業freee」ホーム画面から
freeeのアカウントのある方は「ログイン」から
初めての方は「新規登録・無料で始める」から
※開業freeeは個人事業主向けのサービスで、会社を設立する場合は会社設立freeeというサービスがあります。
② 新規登録・各アカウントでログイン
この画像のように、freeeアカウントの他にも各アカウントを利用することが可能です。
- freeeアカウント
- Googleアカウント
- Facebookアカウント
- Microsoftアカウント
- Office365アカウント
お好きなアカウントで登録・ログインして進みます。
③ 必要な5つの質問に回答します
ログインすると早速、開業届の作成に必要となる質問が用意されています。
step
A仕事の種類・概要
個人事業主として行っていく事業の内容を、候補から選択または入力します。
step
B事業開始予定日
個人事業主として事業を始める、または始めた日を入力します。
開業届を提出する日から1ヶ月さかのぼることが可能です。
step
C想定の年収
個人事業主としての年収を入力します。
これは具体的でなくても構わず、予定・目標となる金額で大丈夫です。
step
D働く場所
ここでは“どこで”仕事をするのか、拠点となる場所を選択します。
選択肢はこちら
- 自宅で働く
- お店を開いて働く
- 事務所を開いて働く
- その他/決まっていない
こちらも作成時の状況で正直に選択すれば大丈夫です。
step
E従業員・家族の給与
自分以外の従業員、または家族へ給与を支払うかどうかを回答します。
こちらも作成時の状況で回答すれば大丈夫です。
④ 開業に必要な情報を入力
step
F屋号
ここでは屋号を任意で入力できます。
屋号は「法人でいう会社名」の代わりになるものです。
「入力しない」ことも可能ですが、屋号は個人事業主として仕事をする上では必要になるケースが多々あります。
届け出をした後で屋号を変更したい場合にも、税務署等への届け出は不要です。その際は確定申告書に新しい屋号を記載するだけでOKです。
step
G申請者の情報
ここでは申請者の各情報を入力します。
- 名前
- 住所
- 電話番号
- 生年月日
step
H収入(所得)の種類
種類と言っても簡単で、以下の中から選択してチェックするだけです。
- 事業所得
- 不動産所得
- 山林所得
step
I確定申告の種類
- 青色申告 65万円控除
- 青色申告 10万円控除
- 白色申告
以上の3択から選択します。
確定申告について知識のない方は混乱するかもしれませんが、ここでは「青色申告 65万円控除」を選択すれば大丈夫です。
税金の控除額が一番多く、個人事業主としてのメリットを感じられるポイントです。
入力ができたら『書類を提出する』を選択します。
『書類を提出する』を選択すると確認・印刷ページへ進みます。
そのまま税務署に送付されるわけではないので安心してください。
⑤ 開業届の提出先の税務署
入力した情報から、管轄する税務署が表示されます。
⑥ 提出する書類の確認
多くのケースで以下の2つの書類を提出します。
- 個人事業の開業届
- 青色申告承認申請書
個人事業主として開業届を提出する場合に「青色申告承認申請書」の提出がないと、その年の確定申告で青色申告ができなくなってしまいます。
開業届の提出から2ヶ月以内(※1月1日〜3月15日)に提出しなければならず、どうせ開業届を提出するなら一緒に提出するのが無駄がなくていいでしょう。
⑦ 書類の提出方法
開業届・青色申告承認申請書の提出方法を3つから選択します。
- 税務署に持っていく
- 郵送する
- freeeで電子申告する
僕の場合は、税務署の場所も近いことと、受付印をもらって実感したい思いがあったので、自ら税務署へ持っていく方法を選択しました。
これについては、それぞれの環境で選択してください。
⑧ 書類の印刷・準備
ここでプリンターで書類を印刷します。
プリンターを持っていない方も、これから個人事業主として仕事をすると必要になるケースはあるので、これを機に購入してはいかがでしょうか?
- 提出する原本
- 保存用の控え
開業届と青色申告承認申請書が、それぞれ2部印刷されます。
そしてそれぞれの書類に
- 押印
- マイナンバーの記入
- 提出日の記入
以上の準備をして、提出へと進みます。
※「税務署へ持っていく」以外の提出方法は別の工程となります
⑨ 書類の提出
印刷して、押印、必要項目の記入をしたら、いよいよ提出です。
原本はもちろん、控えも忘れずに税務署へ持っていきましょう。
僕の場合はマイナンバーカードの提示を求められたので、持参していくことをおすすめします。
※「税務署へ持っていく」以外の提出方法は別の工程となります
ここまでで開業届の作成・提出は完了です!
控えに受付印が押されているのを見ると、なんだか感情が高ぶるものです。笑
開業freeeで作成・提出した後のおまけ
ここまでで無事に開業届を作成(提出)出来ましたか?
ここからはおまけです。というか、freeeさんの“営業”がはじまります。
会計ソフトfreeeの案内
開業届の作成を終えると同時に、確定申告がとても楽になる会計ソフトの案内が入ります。
これ、ウワサで聞いたことがあるかもしれませんが、本当に確定申告の手間が楽になるんです。
「有料」と聞くと登録しにくいかもしれませんが、実際には1ヶ月あたり2,000円程度で、毎年避けられない作業が効率化されます。
僕は以前から決めていて、開業届提出と同時に登録しました。
もしよかったら会計ソフトfreeeもご検討ください♪
開業後に必要なことのアドバイス
個人事業主として仕事をする上で、
「こんなものあったほうがいいよ!」
「これは作っておきましょうよ!」
みたいに、freeeさんの目線でアドバイスをしてくれています。
『おっ、そうだな!』と感じたら、ぜひご検討ください♪
開業届の作成は「開業freee」を使わない理由がない
実際に開業freeeを利用してみて言えるのは、開業届を作成するなら絶対に利用すべきだということ。
おすすめする理由
- 無料で開業届が作成できる
- 悩むヒマもない程の簡単作成
- 青色申告承認申請書も同時作成
- 提出の際に必要な書類を確認もできる
- 提出する税務署も教えてくれる
- 会計ソフトは利用しなくてもいい
- なによりデメリットが全く無い
僕が開業freeeをおすすめする一番の理由が、デメリットが全く無いこと。
開業届がこんなにも簡単に作成できて、一緒に提出したい青色申告承認申請書も同時に作成が可能。

さらに今後の確定申告のことを考えると、有料だけど会計ソフトfreeeも利用したほうが良いかと。
1ヶ月あたり2,000円程で、面倒な確定申告の手間を最小限に抑えられるのはとても魅力的です。
確定申告を一度でもやったことのある方なら、その魅力がわかるのでは無いでしょうか?笑
まぁとりあえず、開業freeeだけでも使ってみてください♪