新機能 “Sidecar” って実際使えるの?
「iPad買って試してみようかな…」
「MacOSをCatalinaにするべきかな…」
そんな疑問を持っているあなた、実際にSidecar機能を利用したレビューを本音で紹介します。
結論から言うと、
「便利な機能ではあるが、動作不良もあるので今後の改善に期待!」って感じです。
ではレビューをご覧ください。
もくじ
「Sidecar」でiPadとMacBookを繋いでみた
MacOS Catalinaがリリースされ、超目玉として注目を浴びている「Sidecar」という新機能。
MacとiPadを繋いでディスプレイを共有して、ミラーリングやサブディスプレイとして使うことが出来るようになった。
以前からMacBookとiPad Proを持ち出し外出先で作業していて、たまたまMacOS Catalinaの新機能“Sidecar”を見て歓喜!
「これ、作業メッチャ捗るやん!」って感じでした。
この機能だけを目的に、不具合など心配だった“MacBook2016”という低スペックマシンをCatalinaへとアップデートして早速使ってみた。
>> MacOS Catalinaの不具合・使用感は?MacBook2016をアップデート
Sidecarでサブディスプレイ化のレビュー
実際にSidecar機能でMacBookとiPad Proを繋げて使って、忖度なしに率直なレビューをします。
レビューの環境
・MacBook
12インチ
Early 2016
1.3GHz
Core m7
メモリ 8GB
・iPad Pro 11インチ
Sidecar機能で良かった点
- 有料アプリを使う必要がない
- 連携・接続がスムーズ
- タイムラグはあまり感じない
- サブディスプレイ環境はやっぱり神
今までは有料アプリを利用してのサブディスプレイ化は可能だったが、このSidecarではApple純正の機能として無料で利用できる。
当然連携はスムーズになり、接続や操作もタイムラグはほとんどなく瞬速だ。
やはりMacとiPadで手軽にサブディスプレイ環境が作れるのは、特に外出先で作業することが多い人には嬉しい限り。
そう、もはや神。
Sidecar機能がイマイチだった点
- 当然、両マシンの充電の消耗は早くなる
- 作業内容次第でメモリの圧迫が心配
- 通信速度が遅くなることもある
- ポインタが画面移動出来ないことがある
- フリーズが頻発する
MacもiPadも常に作動している状態になるため、当たり前だが充電の消耗はそれなりに早くなる。
僕は充電環境やモバイルバッテリーの携帯で対策している。
>>『Anker PowerCore Speed 20000 PD』MacBook/USB-Cにも対応
これは謎だが、通信速度が遅くなったことが数回あった。これは謎。
さらにMacとiPadの間でポインタを移動するわけだが、iPad側に移動できない事案がよく起こる。
ポインタ移動に乗じてか、そのままiPad側がフリーズしてしまうことが頻発した。
フリーズした場合の対処法としては、Sidecar機能を解除して接続しなおせば解消して通常の状態へ回復。
この瞬時の対処が可能なApple純正の連携力が、かろうじて不具合のあるSidecar機能を助けている。
こうして不具合と感じた点もあるが、これについては個体差があるかもしれないので一概には評価しづらい点ではあるのはご理解を。
iPadとMacBookでSidecarまとめ
このページで紹介したように、Sidecarは新しい機能でまだ不具合が出ることもある。
外出先でMacBookとiPadを広げて作業していても、ふとした時に作業がストップしてしまうのは少し辛いものがある。
それでもSidecarは基本的には便利な機能で、従来のアプリを使ったサブディスプレイ化と比べても優秀。
不具合に対しても、スムーズに接続し直せるのが救いになっている!
連携やスムーズな動作はとても魅力的なので、今後のアップデートで不具合の改善を期待したい。
Sidecar機能のためにCatalinaへのアップデートを考えている人は、ぜひ試してみることをおすすめしたい。
iPadの購入を迷っているなら、ぜひおすすめしたい♪